October 2023

Yusuke Sugano
Nov 3, 2023

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Xでも書いたこの件、何が起こったかというとおそらく以下のような話。

  • 以前から使っていたTime MachineバックアップHDDの容量が逼迫してファイル消去が頻繁に走るようになったので、適当に調べて古い日付のバックアップフォルダを直接消すという手段に出た
  • これはほとんどの場合問題にはならない(?)んだけど、見た目はファイル、実態はフォルダのパッケージ形式に対しては差分バックアップがうまく動作しなくなる
  • この状態のTime Machineバックアップを使って買い替えたmac miniへのデータ移行を行なってしまったために、データが消失

本当に古い写真は別のところに写真ライブラリのバックアップがありそうだったのですが、おそらくドイツ時代以降の写真がまるっと消えている。何が残っているか確認するのも怖いので、逆にもう何も触らずに全部消えたつもりで過ごそうと思っています。

実際のところ、写真を撮っていない思い出の瞬間なんて人生の中にいくらでもあるし、別に日々写真を見返したりはしていないわけで、長期的にはこんなの些細なことなのかもしれない、と必死で自分に言い聞かせている。

とはいえ、2週間ぐらいで意外とショックが和らいでくるのもそれはそれで事実で、モノへの執着ってそういうことだよなとも思う。なんか、悲しいのは結局めちゃくちゃどうでもいいデータだけはしぶとくストレージ上に残っていたりすることかもしれない。

気持ちを切り替えるために新しいカメラを買おう、ということで色々調べていたのですが今人気のカメラって中古も含めて全然在庫無かったりするんですね。しばらく悩んだ結果RICOHのGR IIIxを予約注文しました。届いたら日々持ち歩いて新しい思い出を蓄積していこうと思います。

配信でWinnyを鑑賞。昔から言っているのですが、この件に関して「技術に罪はない」的な論調に行ってしまうのが気持ち悪くて、本来は「そもそも著作権法は絶対なのか?」「著作権法違反幇助の意図があったとして、それは本当に社会的に抹殺されなければならないレベルの悪なのか?」という論点に踏み込まなければならないのでは。などと考えていたらピアノ男氏の論考「割れ音源」は完全に悪なのか?が非常にタイムリーな内容で膝を打つ。サンプリングカルチャー育ちの世代としては、海賊文化の功罪の功の部分についてはなるべく伝えていきたいというのはある。

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