March 2023

EEAAO、最終的にはわりと保守的な家族間に落ち着くのが微妙かなと思ってしまうのは確かなんだけど、とはいえこれはあくまでもマジョリティである自分の目線なのであって、当事者にとってはこのような家族像を描くのもそれはそれで重要な希望なのである、という話もそれはそれで納得がいく。何でもありな、何でもあり得た世界で、それでも今ここにある人生を肯定する、というテーマは普遍的でもある一方で、無限の可能性が見えやすいサイバースペースに片足を突っ込んで生きる我々固有の今日性もあるよな、ということをとある講義の資料を作りながら思いました。

Yo La Tengoの新譜がべらぼうな傑作でびっくりしてしまったというか、1984年結成のバンドがいまだにフレッシュな音楽を作り続けていられるというのは端的に希望である、と思う。変わり続けられる大人でいたいですね。23年度も頑張っていきたいと思っております。