April 2023

Jun Kamoda氏目当てでコロナぶりにクラブ的な場所に出かけたのだけど、普通に足腰がフロアに耐えられなくなっていてウケました。特定のアーティストの熱心なファンになるということはほとんど無い自分ですが、イルリメ／鴨田潤／Jun Kamoda氏はそんな中でも数少ない例外で、自分の人生の折に触れてユーモアと詩情と社会性が同居する氏の表現とその変化を一つの重要なリファレンスにしてきたような感覚がある。

カーステレオミュージックというコンビのことを一切知らない状態でダウ90000の主催公演で見たこのネタに軽い衝撃を受けた。今の感性でネタ作るなら確かにこれでいいんだよな、と目から鱗。本当にここ数年見たコンテンツの中で一番びっくりしたかも。

テッド・ラッソ シーズン3が美しい収束に向かいそうで毎週楽しみにしているのですが、シュリンキングもよかった。後半に行くにつれてそれどういうリアクションを取ればいいんだというブラックユーモアも加速していくドラマではあるんですが、そんな人間のどうしようもなさをあけすけに、カラッと扱った世界観でこそ描ける人生の美しさというものはある。